CAT

先日、音響エンジニア専攻1年の学生たちがUSEN WHITE STUDIOを見学させていただきました。

学生たちは、初めて見る学外のレコーディングスタジオに大感動！
また、当日はクラシックの録音ということで、楽器もセッティングの仕方も、何もかもが初めてづくし。
緊張感あふれるプロの現場にたくさんの刺激を受けていました。

残念ながら「門外不出のUSENオリジナル楽曲」の制作現場なので、ここでは詳しいことはお伝えできません。
見学できた学生たちは「超☆ラッキー」ということですね！

この貴重な見学をさせていただくことになった話の起源は、遡ること約1か月前。
USEN WHITE STUDIOでレコーディングエンジニアを務める株式会社スターラップコーポレーションの山根翔吾くんが来校されたことから始まります。
山根翔吾くんは、平成21年3月に音響エンジニア専攻を卒業し、音楽制作とレコーディングエンジニアとして活躍中の先輩なのですが、先月のある日「ぜひ優秀な後輩をスカウトしたい！」ということで来校されました。

まずは2年生の授業を訪問され、学生たちに仕事の内容や研修についての案内など、採用に向けてのお話をしていただきました。
さて、学生たちの中から将来、山根くんに続くエンジニアは現れるのでしょうか！？

在学時、授業を担当された山本先生とも再会し、当時の授業の話やエンジニア同士のお話にも花が咲いていました。

その後1年生の授業にも来ていただき、レコーディングスタジオや音楽制作の仕事についてお話を聞かせていただきました。
先輩が実際に日々仕事をしている現場の話は、学生たちにとっても大変興味深かったようです。

授業終了後、3人の学生が山根くんに駆け寄り「ぜひお仕事の現場を見学させていただきたいです！」と話しかけてきました。
まさかの展開でしたが、学生たちの熱意を酌んで見学の機会を設けてくださることになったのです。

身近なところに尊敬できる先輩がいて、後輩にチャンスを与えてくれるというのは、本当にありがたいことだと思います。
CATにとって、卒業生がいかにかけがえのない存在であるかを実感することができた出来事でした。