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大阪アニメ

懐かしいですよね・・・読み聞かせ「紙芝居」

作成日:2010/06/27

DSC05477S声優学科では、近隣の子供達が通う幼稚園や児童センター等で紙芝居を行っていて、今年で4年目になります。(校舎から歩いて行ける距離のところだけにさせて頂いていますが・・・)
声優学科卒業生達は、かなりリアルに覚えているのではないでしょうか?
なんの疑いもない純真な眼差しでまっすぐに向かってくる子供達は、ある意味オーディエンスとしては、かなりハイレベルな強敵です(笑)。大人のお客さんと違い、興味を引くことが出来なかったり、面白くなかったりすると、立ち上がって遊びに行ってしまいます。なんと過酷な条件・・・。そんな凄い子供達を、表現と声で釘付けにしてしまったこと、笑わしたこと、残念にも寝られてしまったこと等・・・。ホント嬉しかったり、ショックだったり、いろんな経験でした。写真は、現在の在校生達が、今年の6月23日に紙芝居に出かけて行った時の模様です。強者達とそのお母様達が熱心に見てくださいました。こんな感じでしたよね・・・。後輩達も緊張しながら継承していますよ。

■今まで少し記憶に残ること。
第3位 
ある紙芝居の劇中に、怖い役があった。それを担当した男子学生、見かけは優しそうだったが、声がやたら大きく本当に怖そうだったので、話しの途中で子供達が泣き出してしまった。優しい彼は、紙芝居が終わってから子供達に謝っていた・・・。ナイスフォロー(笑)。

第2位
当時、美少女といわれていた学生が、その凄いオーラと眼力・説得力のある語り口調で子供達を完全に誘導してしまい、自分の世界へ子供達を連れて行ってしまうぐらいの勢いと雰囲気を醸し出した。彼女の言うことなすことに、子供達は、魔法にでもかかったかのように揃ってうなずいていた。少し怖かった・・・。

第1位
紙芝居の中に電車が出てくるというので、学生達が実際に段ボールで電車を作り、それを紙芝居のあるシーンで登場させた。興奮した子供達が、それに乗りたがり、サービス精神旺盛の学生が軽い気持ちで、「乗りたい人は、ハーイ!!」等と言ってしまう。会場に居た沢山の子供達が我先にと走って集まり、3両連結だった電車は満員でエラいことに・・・、紙芝居中断となってしまった。会場にいた先生やお母さん達、我々スタッフまでが大爆笑。しばらく復帰の目処が立たなかった大事件だった・・・。

番外編
とある会場で紙芝居が終了、皆さんから拍手を頂き、片付けをして帰ろうとしていると、ひとりのお母さんが子供を抱いて「先生~」と寄ってきた。なんと、キャットミュージックカレッジの卒業生(教え子)だった。私達も年をとったなぁ~。ビックリした・・・。

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