CAT
職場訪問- 第1回 今富一機さん
自分の音楽が未完成でも良いので行動有るのみです!
第1回 平成22年1月12日
|
―― 卒業して19年、すっかり業界のベテランとなった今富さんですが先ずは学生時代の思いでを何か紹介してくれますか?
最初の楽しい思い出は入学してすぐの合宿ですね。そこで沢山の友人が出来ました。それとボーカル科の中川君と組んだ「pure box」というユニットでイベントに沢山参加させてもらい1990年の「花と緑の博覧会」作曲コンテストで優秀書をもらったのもうれしかったですね。
―― 卒業後「太陽の塔」というバンドでメジャーデビューしましたがどういうきっかけですか?
すぐにデビューしたのではなくて在学中から「バナナホール」というライブハウスでアルバイトをしながらバンド活動をしていまして、その後梅田の「ギルド」というライブハウスに移りブッキング業務をしていました。そこではキャットの音楽ビジネス専攻卒業生の中野君とも一緒でしたね。 その時すでに活動していた「太陽の塔」に誘われるのですが仕事が忙しくて断っていました。そして堺東の「筋肉ホール」というライブハウスに移りブッキングをしていた時にバンド加入を決めました。すぐにアルファレコードから声がかかり上京してメジャーデビューしました。
―― 「太陽の塔」はどれくらいの期間活動していたのですか?
1995年にメジャーデビューしてから1999年の活動休止宣言まで4年間でシングル7枚、アルバム3枚をリリースしましたね。活動休止をした年に埼玉県大宮市(現在さいたま市)に「Hearts」というライブハウスを立ち上げる仕事に携わりまして2004年までそこで店長をしていました。
―― その後大阪に戻りセカンドラインで店長をしている訳ですが最近の関西音楽業界はどうでしょう?
関西のバンドが再び注目されていますね。最近アミューズという大手プロダクションと組んで新人の開発育成を行っているのですが私が面倒を見ていた「flumpool」がブレイクしたりしてメーカー、プロダクション共に良く来られます。
―― 後輩も出演していますか?
キャットの後輩も多いですね、最近の注目は「joy」というバンドがメーカー間で争奪戦となっていますね。それと「HaKU」というバンドがアミューズの育成契約をしていて伸び盛りのバンドです。 どちらにもキャットの卒業生が数人ずつメンバーにいますのでよく話をしていますし出来るだけアドバイスをするようにしています。
―― 自分のバンド活動は続けているのですか?
「セカンドライナーズ」というバンドで定期的に活動しています。毎年恒例の音楽イベント「ミナミホイール」にも出ていますよ。
―― それでは最後に後輩達にメッセージを御願いします。
いつのまにか私も音楽業界で20年も仕事をしています。続ける事が大事ですね。それとうちの店はメジャー、インディーズのツアーバンドが多く出演しているのでアマチュアの人には敷居が高く思われているようですがそんな事は無いです。出来るだけ早い段階でデモテープを聞かせてもらいながら話をしたいですね。私は面倒見も良いのでバンドに対するアドバイスだけではなくアルバム作りの手伝い、ツアーのコーディネイトなど色々なサポートをしています。出来るだけ早い段階で皆さんの音楽を聴かせて下さい。待っています!
―― 本日はどうも有り難うございました。これからも関西の音楽業界の発展の為に頑張って下さい。
連絡先:LIVE SQUARE 2nd LINE
〒553-0003 大阪市福島区福島7-11-37
TEL 06-6453-1985 FAX 06-6453-1984
http://www.arm-live.com/2nd/